7代先のこどもたちのために行動する会マゼンダ福島こども基金 |
はじめてのみなさまへ
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2024.3.11 所感 いつもご支援ありがとうございます。 お正月から衝撃的な幕開けとなった2024年ですが、みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか? 1月1日に能登半島大地震、2日に羽田の飛行機事故、3日に北九州の火事と続きました。能登半島の隆起した海岸線に唖然としながら、近くの原発が大丈夫なのかとまたハラハラしました。 能登半島の地元の方からは「今回の地震によって、原発事故が発生しても避難できないことがハッキリした」という声も出ています。幹線道路を含めた道路がいたるところで陥没、隆起、亀裂で寸断されて移動ができなかったからです。本当にその通りだと思いました。 一日も早く、そんな心配のいらない世界に住みたいです。 3.11が近づくと毎年様々な記事が出てきますが、13年たって初めて知ることも多々あります。今回はその中から是非、多くの人に知ってほしい、と思った2つの記事を以下に紹介します。
【記事①】 東電 福島第一原発事故、最大の危機を救ったのは、ある中国人の青年と 中国企業の「善意」だった! (福島中央テレビYahoo!ニュース共同連携企画/ 川根真也氏のFacebookから転載)
【記事②】 被曝による放射線障害を『能力減退症』と呼ばないで! (福島第一原発事故で被曝された二宮金太郎氏のFacebookから転載)
長いかもしれませんが、以下、全文を転載させていただきますので、是非ご一読ください。
【記事①】 巨大ポンプ車「大キリン」を無償提供 原発事故の危機的状況を救った中国企業 2024年3月7日(木) 11:04配信 福島中央テレビ
あまり知られていない、あるいは忘れられてしまった重要な事実がある。約13年前に起きた福島第一原発の事故で最大の危機とされたのは水素爆発や漏れ出た放射性物質による被ばくではなく、4号機の核燃料を保管するプールだった。プールの水が干上がれば1535体の核燃料が溶けだし、膨大な量の放射性物質が人々が暮らす環境中に放出され、東日本に人が住めなくなると予測された。その危機を食い止め、暴走する原発を安定化させるに至った背景には、ある中国企業の「善意」があった。
死と隣り合わせの現場…「何かできないか」中国出身男性の思い
その光景は現場で事故収束作業にあたった人たちの脳裏に今もこびりついている。2011年の3月12日と14日、15日に起きた福島第一原発の水素爆発。吹き飛ばされた無数のコンクリート片が地上に砕け落ち、大量の放射性物質が周囲に撒き散らされた。死と隣り合わせの状況下で、原子炉建屋のすぐ傍にいた作業員や自衛官たちは「まるで戦場のようだった」と語る。
「ものすごい音がして、何かが吹っ飛んできて建物のガラスとかも一気に壊れて…」。 「人の頭ほどのコンクリートが空から降ってくる、あたったら死ぬと思った」。 「(爆発は)響く音でした。そして放射能を含んだ煙が迫ってきて、被ばくしないために、みんなで一斉に車の中に逃げて…息を殺して煙が通り過ぎるのを待って…」。
汚染された無数のガレキが散乱する現場では作業員らが被ばくを覚悟で作業にあたった。1、2、3号機では核燃料が溶けるメルトダウンが起き、消防ポンプ車による懸命の冷却が行われていた。 都内の会社事務所のテレビの前で、この状況を固唾をのんで見守っていたのが、建設機械の販売会社の社長で、中国出身の龍潤生(りゅう・じゅんせい)さん。「何か自分にできることは…」と強く感じたという。
「1993年に日本に留学してから大学院修了まで、学校やアルバイト先などで多くの日本人に親切にしてもらった。『一滴の水をもらったら、できるときはバケツで返す』と親から教えてもらっていたから、日本を救いたいという気持ちだった」。
東日本壊滅の危機…「(費用は)いくらでもいいから、持ってきて」
この時、最大の危機とされたのは核燃料プールだった。1号機には392体、2号機には615体、3号機には566体、そして4号機には1535体もの核燃料が高さ50メートルある原子炉建屋の最上階のプールの中に保管されていた。特に4号機の発熱量は大きく、14日の午前4時ごろのプールの温度は84℃にまで上昇していた。プールに注水することができなければ、3月下旬には水位が下がり燃料が露出する恐れがあった。水が干上がれば膨大な量の放射性物質が環境中に放出され、東日本に人が住めないほど汚染されると予測された。 3月17日から自衛隊はヘリによる上空からの注水を決行したが、プールにピンポイントに入れることはできなかった。東京消防庁による放水でなんとか状況の悪化を食い止めていたが、効果的な一手を打てない状況だった。
「水をいれるなら私たちの専門分野だ」
龍さんは、自身が販売代理店を務める中国の建設機械企業・三一重工(SANY)が高層ビルの建設などで使用される世界一長い62メートルのアームを持つコンクリートポンプ車を製造していたことを思い出す。すぐさま、東京電力に電話すると、担当者は興奮気味に即答した。
「もう(費用は)いくらでもいいから、持ってきてください、すぐに!」
日本に「販売」しない 会長の決断
龍さんは、この巨大ポンプ車を製造した三一重工の梁穏根会長に連絡を入れ、日本に運びたいと提案した。すると、梁会長の反応は予想を上回るものだった。
「(巨大ポンプ車を)日本に販売してはいけません。利益はいらない。寄付しましょう。こういう時はみんな助け合いです。技術的なサポートも提供しましょう」。
巨大ポンプ車の販売価格は約1億5000万円。すでにドイツの企業への販売が決まっていて、上海の港で出荷待ちの状態だった。ドイツ企業の快諾もあり、すぐに日本に向け出発した。しかし、大型機械の輸送は通常なら通関の手続きなどで数週間、場合によっては数ヶ月かかってしまう。
「1分1秒の争い」“善意”から広がった助け合いの輪
刻一刻と迫る危機。龍さんは、三一重工の社員などとチームを組み。最短で巨大ポンプ車を日本へ運ぶ作戦を考えた。
「政府対政府だと時間がかかる。一番早いルートは赤十字だ」。
巨大ポンプ車を日本赤十字に渡るよう手配し、空きがあった船や港を抑え、上海港出発からわずか2日で大阪の港に届けた。
「1分1秒の争い、そんな緊迫感の中でやっていた」。
龍さんは事前に関係各所との協議を済ませ、巨大ポンプ車は日本に上陸した後、パトカーによる先導と護衛の下、運ばれた。 巨大ポンプ車は千葉県野田市に到着し、そこで2日間、三一重工の技術者が東京電力の社員に遠隔での操作方法などを教えた。ここにくるまで、龍さんをはじめ、三一重工、港や千葉県での訓練土地を確保した大阪や東京の企業など日中の様々な立場の人たちが関わっていた。国境を越えて、立ちはだかる巨大な危機を前に、手を取り合った。
「宝物」の経験…日本を救ったのは中国企業の“善意”
3月下旬、他社の大型コンクリートポンプ車も第一原発に続々と集結し、核燃料プールへの注水作業が開始された。龍さんらが手配した巨大ポンプ車も3月31日から注水作業に加わった。62メートルのアームが空に向かって伸ばされると、アームの先に放水口が悠々と原子炉建屋の頭上を超えていった。真上からトン単位という大量の水がピンポイントで燃料プールに注がれた。直後、東京電力から「冷却できました!ありがとう!!」と感謝の報告を受け、龍さんと仲間たちは歓声をあげて喜んだという。
「嬉しくて、全員嬉しかった。社会の役に立ったことはいまでも宝物」。
この注水作業によって危機は食い止められ、暴走する原発は安定化へ向かった。龍さんのアイディアからわずか1週間ほどの出来事だった。東日本壊滅の危機を回避できた背景には、一人の善意から広まった助け合いがあった。大活躍を果たした巨大ポンプ車はその後、「大キリン」という愛称をつけられ、今も非常時に備え、福島第一原発の構内にある。龍さんの会社は今も定期的に部品の交換やメンテナンス作業を無償で続けている。
「対話が足りない」始まる処理水の放出、深まる日中関係の溝
あの日の危機からまもなく13年。今、日本と中国は大きな問題を抱えている。去年8月、日本政府と東京電力は第一原発に溜まり続けていた「処理水」の海への放出を開始した。放出される処理水は汚染水を浄化後、国の安全基準値の40分の1に海水で薄めたものだ。日本政府は安全と言うが、中国政府は処理水を「核汚染水」と表現し、猛抗議した。さらに、日本からの水産物を全面的に禁輸する措置を打ち出し、日中関係に大きな亀裂が入った。
「本来であればお互いに大切な国家のはずです」
龍さんも今の日中関係を危機的だと感じている。禁輸措置は日本で水産業などを営む人に、中国国内で日本食店を展開する人にも、大きな影響を与える。しかし、科学的に安全と説明する日本政府の姿勢には疑問も残る。
「普通なら、なぜ十数年溜めたのに今放出するのか、影響がないならなぜ今まで放出しなかったのかと思われる。政府の決定プロセスはもちろんあるが、国が違えば、関心や得られる情報量は当然変わる。日本でずっと生活しているからこそ納得できたこともある」。
その上で、龍さんは国際的に理解を深めていくためには継続的な対話が欠かせないという。まずは、その対話を始められるきっかけを見出すことが日中両政府に求められているのかもしれない。
「処理水について正しく海外に理解してもらうためには、もっと国家間の会話と説明が必要。お互いの相互理解と助け合いが大事。国と国、あるいは国民と国民の相互理解が深まっていけば、友好にもつながっていく」。
コロナ禍を経て、世界中で人と人との交流が再び始まっている。立ちはだかる国家間の壁に、「善意」の輪が再び広がることを期待したい。
※この記事は福島中央テレビとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。
福島中央テレビ
【記事②】 被曝による放射線障害を『能力減退症』と呼ばないで! (福島第一原発事故で被曝された二宮金太郎氏のFacebook2024年3月7日から転載) 「どうしても気になるので、私が元気な内にコメントしておきます。 被曝による放射線障害の症状には様々な症状がありますが、それを『能力減退症』と呼ぶことに反対します。 私は全身に被曝して様々な放射線障害が発症し、大学病院の7診療科と近所の胃腸内科を合わせて8診療科で診察しました。大学病院へ行く前に7つの病院へ行きました。 様々な症状に、はっきり言えることは、放射線障害(被曝障害)であるということであり、血管や組織細胞が破壊(溶けるように崩れる)されることで機能障害が発症しているということです。 肥田舜太郎先生は脳障害の症状をぶらぶら病と仰いましたが、放射線障害による機能障害の症状を新たに能力減退症と呼ぶのは適切ではないと思います。 確かに被曝による放射線障害の機能障害があって能力が低下することがありますが、それはあくまでも被曝による放射線障害の機能障害であり、被曝症状なのです。 ですから、色々な症状は、被曝による脳障害の健忘症とか、心臓障害の不整脈とか、眼球障害の白内障とか、血管障害の血行不良などと呼べば良いことだと思います。放射線障害の晩発障害にはがんや白血病もあります。 それを総じて被曝者の被曝症状を能力減退症と名付けるのはやはり適切ではないと思います。また、被曝者は能力減退者という誤ったイメージが出てきてしまうことから差別が発生し兼ねません。
例えば私の甲状腺には異常があり、甲状腺刺激ホルモンの分泌が基準値をオーバーしています。また、自律神経が乖離(肥田舜太郎先生)して心拍は常時乱れています。心電図には心不全になりやすい波形や心室頻拍の連続した波形が出ています。脳の表面には頭皮と重なるように頭皮と同じ模様のケロイド痕が確認できますが、脳の内部は不明です。その脳の障害は筆舌に尽くし難いほど恐ろしいものです。それを克服して、今、このような文章を書いています。 眼球も被曝し、まつ毛が脱毛し、両眼同時に白内障になり、網膜にはケロイド痕が見えます。それを大学病院は網膜萎縮巣と診断していますが、左眼球は外側の萎縮(溶け崩れて萎縮)で黒目(瞳)がやや外側を向いています。当初はテレビを見るにも両目の焦点が合わず二重に見えて困りました(今は大丈夫)。肝臓や腎臓には原因不明の(近所の胃腸内科のエコー検査)小さな嚢胞が沢山できています。両腕の筋肉障害は強く感じます。足はいつも冷たく夏でも靴下を履いて寝ています(血行障害)。耳鳴りは一瞬も休まず12年以上もキーンとステレオで鳴りっぱなしです。 放射線障害による被曝症状は他にも色々ありますが、こうした被曝症状の、どの症状も能力減退症などと言って欲しくありません。あくまでも被曝による放射線障害の機能障害であり、被曝症状なのです。宜しくお願いします。」
転載は以上です。
福島第一原発事故はまだ収束してはいません。 今年もご賛同いただけましたら、ぜひご支援をよろしくお願いいたします(粟野路子)
最近の支援活動のご報告(支援NO.は発足以来の通し番号です) NEW 支援NO.43 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン移動(福島⇔米沢)費用支援 支援内容:福島県福島市から山形県米沢市へのワゴン車移動経費補助(ガソリン代、運転手さん人件費など)として 100,000円
支 援 先 :NPO法人青空保育たけのこ コ メ ント :今年もたけのこさんを支援先に選ばせていただきました。福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃいます。子ども達や家族の免疫強化も期待できる菌活「ひなた醤油つくり」が地域に広まる先駆けの拠点ともなってくれました。オープンに様々な人を受け入れていただき、ここで出会った人達が、今年度は県内外のあちこちに「ひなた醤油つくり」の輪を広げました。活動内容は以下たけのこさんのホームページからご覧ください。 http://www.takenoko-aozora.org/
ご支援ありがとうございます!(2023年3月~) 台東区 有限会社イーズさま 町田市 曳地さま 米沢市 山木様 米沢市 内藤さま 南陽市 小林さま 小平市 小林さま 米沢市 勝見さま 仙台市 荒井さま 米沢市 吉田さま
2023.3.11 所感 家の事情で掲載が遅くなりすみません。みなさまお元気ですか。 昨年はコロナ3年目でしたがいかがお過ごしでしたでしょうか。2023年5月8日からコロナの感染症分類が2類から5類になるとのことで、もう少しでインフルエンザ並の扱いになりますね。やっと行動制限や濃厚接触もなくなり、保健所を挟まずにすぐに医者に診てもらえるようになりますね。 昨年は色々ありましたが、私として印象深かったのは、7月の安部元首相銃撃事件をきっかけに新興宗教団体と自民党との関連が、親子三代にわたって明らかになったことです。私は3.11の時から、またこのコロナ禍においても、「なにか政府が国民の生命に寄り添っていない」と感じるところがありましたが、これで腑に落ちました。日本の政府を作る政治家の多くが、日本を食い物にし日本の人口を半減させると公言するような教祖の率いる新興宗教にずっと支えられていたのです。衝撃でした。これでは政府が国民のための本当の働きをしないはずです。外国の潮流と反して 少子化対策にはいつまでたっても本腰をいれず、健康によくない農薬や添加物の規制には甘く、果ては命のもとである水道事業をも外国に売り渡すなどの理解できない政府の方針は なぜなのだろうと私はずっと思ってきました。 そして現に今、2022年の日本人の超過死亡(統計的に予想外の死)が3.11の時の超過死亡2万人(ほとんどは津波の被害者)をはるかに超える10万人(一説には20万人?)になっているというのに、政府も大手メディアも原因を追究する気もないようです。本当に不気味です。 私たちはしてやられてしまいました。しかし憂いてばかりもいられません。 子どもたちのために、何か草の根でも、まっとうな行動をする人達とつながってこの国を立て直さなければと感じます。政治家に頼るのではなくて、日本の価値観を確かめあうような共同体のような何かで、まずはつながっていきたい気がします。そして健康と平和で日本と人類に少しでも貢献したい思いです。 でもまずは足元の活動から。是非知っていただきたい昨年のトピック2つを紹介いたします。
1)福島第一原発事故で避難指示がでなかった福島の中通りの人達が「精神的損害」を訴えて勝訴されました。
3.11がめぐってくる度にニュースにはなるけれど、
そこで生きている人たちの今でも続く「精神的苦痛」はあまり知られていません。
彼らは事故によって、精神的に豊かだった暮しを破壊されました。どのように破壊されたのか。この度、訴訟の記録として本が出版されました。
私が知っている人も何人も載っています。
何も知らなかったと思わせられる内容でした。
もっと多くの人に知って欲しいと思い一部を要約しご紹介します。
事故前まで福島市で娘たちと孫をふくめて家族三代で協力しあって豊かに暮らしていらしたOさんご夫妻の話です。
【娘を被ばくさせてしまった】
福島市には避難指示はでなかった。事故後それぞれの判断でちりじりになっていた家族を集めて2011年のゴールデンウイークに家族会議をした。その時、父親が提案した「県外避難」は却下され、福島市の自宅に住み続けることになったが、この会議の決定が三女を被曝させてしまったのではないかと両親は後悔し、今でも苦しんでいる。父親は当時は「被曝対策をしていれば大丈夫」と思っており「自分がもっと内部被曝について勉強していれば・・」という思いが消えない。
三女は、受かったばかりの自宅近くの短大をあきらめられず、自宅から自転車で4kmの通学をしていたが、マスクをして食べ物にも気を付けていたのに、ホールボディカウンターで175ベクレルのセシウム137が検出された(被曝していたことがわかった)。両親はショックでずっと苦しんでいる。
ここに住んでいては被曝は免れないと知り、両親は三女には「短大を卒業したら就職を機に県外に行ってほしい」と望んでいたが、三女は自宅通勤できる保育園を選んだため、両親の思いは届かず、就職が決まったのに、おめでたいはずなのに、素直に喜んでやれなかった。子どもを置いて親が逃げるわけにはいかないため、両親は県外移住をあきらめた。
一方、孫が生まれた長女家族とは、近くに住んで助け合いながらこれからの楽しい生活を思い描いていたが、事故後は長女家族は早々に母子自主避難で遠く離れて暮らすことを決断し、それには賛成だったが、長女家族には本当になかなか会えなくなってしまった。
【見捨てられた】
3.11の地震のあとは、福島市は停電で、テレビが見られなかった。3/14にお風呂と水を借りに別の町へ行って、テレビを見て初めて津波と水素爆発の映像を見た。
NHKのラジオ放送が、公共放送であり大事な情報源なのに緊急時の報道をロクにしていなかったことに憤りを感じた。地元のラジオに切り替えて新聞も地元のものに変えた。地元のラジオから福島市の線量の値を知ったが、「毎時23.9マイクロシーベルト」が当時はどういう値なのかわからなかった。
(粟野注:3.11以前は野外は毎時0.05~0.1マイクロシーベルト位が普通。私の持っているウクライナ製のガイガーカウンターは毎時0.3マイクロシーベルトで非常ブザーが鳴り続けるようにできており、値が0.3以下の場所まで逃げないと鳴りやまなかった。また、事故後2か月後くらいの郡山に行ったときに、そのカウンターで初めて毎時1マイクロシーベルトを検出し、不安におののいた記憶がありますが、その約24倍ということになります)
アメリカが自国民に出した80Km以遠への避難指示を日本も出すべきだった(福島市は60Km)。東京電力がメルトダウン発生の事実を正確に公表していれば、国や県や市の対応が違ったのではないか。東京電力がメルトダウンを公表したのは5/24だった。事実が早くわかっていれば家族3人で県外退避を決断できたのに。福島市民には避難指示はとうとうでなかった。見捨てられたと思っている。
勤め先の保育園の放射能汚染をはやくどうにかしようと思って、素人で除染しようとしてかえって線量を上げてしまった。その時除染を手伝ったボランティアの保護者の子どもたちも保育室にいたのに。
事故後、福島県放射能健康リスクアドバイザーの山下俊一氏の話を聞きに行って「マスクは意味がない」と言ったのを鵜呑みにして、まだ線量が高かった最初のころの2ヵ月間をマスクなしに過ごしてしまった。後悔と不安で眠れなくなる。山下氏は県民のヨウ素剤服用も止めた。
(粟野注:さきにヨウ素剤を服用すれば、放射性ヨウ素を体が取り込むのをおさえることができるといわれています)
1年10ヵ月もたってから、NHKスペシャルで放射性ヨウ素が福島市にも大量に拡散された事実を知らされた。そういうことが後からわかる度に、家族と自分にいつか出るかもしれない晩発性健康障害のことを考えて眠れなくなる。あとからの検証で、家族が初期に内部被曝していたことがハッキリしたし、今でも継続して被曝している。
‥ このような訴えが52人分述べられています。
心の辛さは、この要約の要約では伝わりようがないと思いますが、是非、1人でも多くの人にこの本を手にとっていただければと思います。涙なしには読めません。
裁判に勝利してお金を貰えた、それで終わることではありません。この記録自体が「原発が人の暮らしに何をもたらすのか」を考えるために必要な記録であると思います。
2)昨年の出会いが大きな飛躍に!ひなた醤油研究所の宮さんが福島県二本松に移住して活動されることになりました!
「マゼンダ福島こども基金」で2021年に10年越しの大きなご縁があった長野の醤油作りの「宮さん」が、いよいよ福島に移住して福島のお母さん達と醤油作りをする拠点を決められました。福島の二本松というところです。そして10年計画で、今まで米沢や福島で縁のあった福島のお母さん達を中心に、醤油作りコミュニティーを作っていかれるようです。この活動には、気持ち的に本当に救われました。皆様からお預かりした支援費も、この出会いと拡散のためにお役に立てたと思います。昨年の醤油作りの参加者の福島のお母さん達が次々と、この10年計画醤油コミュニティーの輪の中心となる決意をされていったからです。本物の発酵食品の微生物が、放射性物質の排出と免疫強化を助けますよう心から願っています。 このような活動にご賛同いただけましたら またぜひご支援をよろしくお願いいたします。 (粟野路子)
最近の支援活動のご報告(支援NO.は発足以来の通し番号です) NEW 支援NO.42 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン移動 (福島⇔米沢)費用支援 支援内容:福島県福島市から山形県米沢市へのワゴン車移動経費補助(ガソリン代、運転手さん人件費など)として 90,000円
支 援 先 :NPO法人青空保育たけのこ コ メ ント :今年もたけのこさんを主な支援先に選ばせていただきました。福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃる団体です。親の保養の必要性も感じ、クラウドファンディングを成功させ、民泊やカフェも立ち上げられました。カフェや民泊スペースが利用されて、保育だけではない目覚ましい交流活動が展開されています。2021年は「米沢品質AWARD」も受賞されました!しかし「職員さんの次のお給料をどうしよう」思う状況はいつでもかわらないそうです。今年度は「ひなた醤油つくり」の活動拠点としても大変お世話になりました。活動内容は以下たけのこさんのホームページからご覧ください。 http://www.takenoko-aozora.org/ NEW支援NO.41 青空保育たけのこ ひなた醤油作り参加費支援 支援内容:ひなた醤油作り ①園への補助4,000円 ②保護者、福島関連者の方へ参加費半額補助 11人×2,500円=27,500円 ①+②=合計31,500円 支 援 先 :NPO法人青空保育たけのこ 期 日 :2022年4月24日 コ メ ント :長野のお醤油作りの職人さんが、東日本大震災の福島の原発事故の放射能対策に発酵による免疫強化で何かできないかとずっと思い続けていたのになかなかご縁がつながらず、今回10年目にしてやっと繋がり、たけのこさんで醤油造りが始まりました。園の玄関先で日に当てて発酵を促す「ひなた醤油」という作り方で、1年でできるとても美味しい醤油です。発酵食を摂ることが放射能の排出や免疫強化に効果があることはずっと言われてきましたが、心を寄せてくださる糀職人さん(醤油絞り師さん)との出会いのおかげで園を中心に福島の方達のさらなる健康増進が期待できそうです。1年かけて作る貴重な体験ができるとはいえ、醤油として最終的に手に入るのは1升5000円ということになるため、参加しやすいように半額支援をさせていただきました。 ご支援ありがとうございます!(2022年3月~) 小平市 小林さま 米沢市 内藤さま 台東区 有限会社イーズさま 町田市 曳地さま 南陽市 小林さま 米沢市 吉田さま 仙台市 荒井さま 所沢市 匿名希望さま 2022.3.11 所感1)昨年度は嬉しいことがありました!出会いです! 3.11以来、福島のことをずーっと気にかけてくれていた長野の醤油作りの職人さんが、 10年めにして、福島の方々と大きくつながることができました。 長野の「ひなた醤油研究所」の「宮さん」こと宮崎康英さんは、発酵食の日常的な摂取が免疫強化につながることから、厳選素材の手作りの発酵醤油を福島の親子に食べてもらいたいと常々考えてくださっていました。 宮さんは、もともと15年間、酒蔵で働いていたそうですが、自分で醤油も手作りしていて、ある時、自作の醤油があまりにも旨くできたのをきっかけに、2016年からは転身して「ひなた醤油作り」を世に広めるようになったそうです。「ひなた醤油」とは、仕込み樽を太陽の当たるひなたにおいて何度か天地返しの世話をして1年でできる醤油です。私は醤油作りといえば、日の当たらない蔵の中で2~3年醸造するものかと思っていたので、日に当てて1年でできる醤油にとても驚きました。しかし、これが素晴らしく美味しいのです! 宮さんは大豆を育て、醤油用の麹を作り、仕込んで、フネという器具で醤油を搾ります。昨年指導してくださったのは仕込みから搾りまでです。西日本では既にたくさんのファンの方がいるようですが、ご本人から福島への移住発言も飛び出し、これから先は福島のために情熱をかけていただけるようです。今年は米沢のほか、福島にも会場をつくり、醤油の量も15升から一気に45升に増やして取り組みます。福島のお母さん達も本当に喜んでいて、今後の展開が楽しみです。 「マゼンダ福島こども基金」では、主催の「青空保育たけのこ」さんと相談し、今年も、福島関連の方が初めて醤油作りに参加する場合は参加費を半額支援させていただく予定です。 原発問題はまだ全然終わっていません。 福島第一原発の廃炉について「終了時期を見通すことは不可能」と原子力規制委が発表しました(2022/3/2) 引き続き是非ご支援をよろしくお願いいたします。 福島第一原発の廃炉「終了時期を見通すことは不可能」原子力規制委 (テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
2)今までの経験が生かされたコロナワクチン問題 2021年も新型コロナとワクチンで騒がしかったですが、福島近辺で3.11を経験した私は、色々なことからすでに「国は私たちの健康を守ってくれる気はないのではないか? こどもたちをちゃんと守ってくれないのではないか?」ということを感じていましたので(だからせめてこのような活動を始めたわけですが)、今回、新型コロナワクチン接種後の副反応や死亡事例に対して国が「関連性はない」という態度を取り続けることには、さほど驚きませんでした。3.11の時と同じだからです。 しかし、新型コロナワクチンが国からこどもたちにも推奨されるに至ったとき、福島のお母さん達はまた敢然と立ちあがりました。テレビの情報だけを信じないで、自分でインターネットから情報を取って判断するようにとチラシを作って配ったり、新聞に意見広告を出すのに協力したり、「記録映画 ワクチン後遺症」上映会や、各種講演会や企画して呼びかけたりなどしています。 10年間こどもを守るために頑張ってきた福島のお母さん達のリーダーシップは本当に頼もしくて素晴らしいです。 しかし、いったい現実に、どのくらいの人がワクチン被害で苦しんでいるのでしょうか? テレビや新聞では報道されませんので、数字から類推するしかないのですが例えば日本の死亡者数は新型コロナが始まる前はこんな感じでした(人口動態統計より) 2017年 134.2万人 2018年 136.8万人 2019年 138.0万人 年初から新型コロナに見舞われた、2020年の死亡者数は 2020年 137.1万人 (コロナによる死亡者3459人) なぜか11年ぶりに減ったそうです。全国民で健康に気を付けた結果でしょうか?でも昨年は 2021年 145.2万人 と大きく増えているのです。これは2万人の死者を出した東日本大震災の2011年を超える数値で戦後最大だそうです。例年に比べて死者がどのくらい多いかという数値を超過死亡といいますが、2021年は9月の時点で超過死亡が6万人、つまり1月~9月の間に例年よりも6万人も多くの人が亡くなっていました。新型コロナによる死者は2021年は 1万4000人です。 それ以外の4~5万人の人はなぜ亡くなったのでしょうか? 自殺者数は悲しいながら昨年と同じ2万人でほぼ変わりません。では、死者が急に何万人も増えるような戦争や、あるいは東日本大震災を超えるような大災害が2021年にあったでしょうか? 2020年と2021年の違いは何でしょうか? 2021年は2月からワクチン接種が始まりました。 そして今、ワクチン接種後の死亡の増加が疑われているのです。 「泣いて生まれてきたけれど」という、人気ブログがあります。 当初は原発や放射能のことを書いていらっしゃいましたが、今では「報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!」と題して、ニュースが取り上げない個人のツイートを定期的にまとめて提供してくださっています。貴重な情報源です。それを読むと、多くの類似した状況「新型コロナで亡くなる人は見たことがなかったが、ワクチン接種後に突然死した人を身近で知っている」というツイートであふれています。また「葬儀屋の友達、3代目社長が言ってました。創業以来の葬儀ラッシュ、しかも若い人とか健康だった人の突然死が多いそうですよ」とか「救急搬送 急激増加のデータ(要約:2/14~20の6日間の救急搬送件数、2019年の同時期と比較して全国では約5倍、東京は約8倍)」など、興味深いツイートもあります。副反応や後遺症に苦しむ本人の訴えもあふれています。一読をおすすめしますhttps://ameblo.jp/sunamerio/
今ほど流れてくるニュースをうのみにせず 情報を自分で調べて取りに行くことが必要な時はないかもしれません。 ロシアとウクライナのことでも、私はまだ、なんとなく、日本のテレビのニュースは中立的な立場から報道しているような幻想をもっていましたが今回打ち砕かれました。ちょっと調べたら、日本のテレビのニュースは完全なアメリカ寄り、西寄りの報道でした(考えたら当たり前ですね)。アメリカが今までの均衡を超えてロシアに近い欧州各国に先に軍隊を配備して取り囲んで圧をかけていたとは知りませんでしたし、ドイツがロシアと天然ガスパイプライン「ノード・ストリーム2」をつないでエネルギーを買おうとしていたことも知りませんでした。今までもドイツはガスをロシアから買っていたようですがアメリカからも買っていたので、ロシアとの新しいパイプを稼働させたくなかったアメリカが、軍事的な包囲を狭めてロシアを追い詰めたとも言われています。追い詰められたロシアが事を起こして悪者になれば、世界から経済制裁がおこって、ドイツはロシアからエネルギーを買うどころではなくなるという訳です。パイプがもう完成しているにもかかわらずです。きっと違うところもまだたくさんあるとは思いますが、ちょっと調べただけでもこんなに全然感じの違う話になってしまいます。 今はインターネットの時代、洗脳ばかりされてはいられません。一般のニュースを見る時は、どこの視点から作られた情報かを常に意識して、中立な情報はほぼないということを肝に銘じ、自分で情報をとりにいくこと、複数の視点を持つことが大切だと思います。そして誰かひとりを悪者にするのではない、共生の道を進みたいですね。 長くなりましたが、2022年が皆様にとって少しでも明るい年になりますようにお祈りいたします(粟野路子)
NEW支援NO.40 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン車移動 (福島⇔米沢)費用支援 支援内容:福島県福島市から山形県米沢市へのワゴン車移動経費補助(ガソリン代、運転手さん人件費など)として 70,000円
支 援 先 :NPO法人青空保育たけのこ コ メ ント :今年もたけのこさんを主な支援先に選ばせていただきました。福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃる団体です。親の保養の必要性も感じ、クラウドファンディングを成功させ、民泊やカフェも立ち上げられました。カフェや民泊スペースが利用されて、保育だけではない目覚ましい交流活動が展開されています。2021年は「米沢品質AWARD」も受賞されました!しかし「職員さんの次のお給料をどうしよう」思う状況はいつでもかわらないそうです。活動内容は以下たけのこさんのホームページからご覧ください。 http://www.takenoko-aozora.org/
ご支援ありがとうございます!(2021年3月~) 小平市 小林さま 台東区 有限会社 イーズさま 南陽市 小林さま 山形市 岩松さま 米沢市 内藤さま 仙台市 和田さま 町田市 曳地さま 米沢市 吉田さま 仙台市 荒井さま 2021.3.11 10年目を迎えて 所感2020年は 2011年に続き、災害年として歴史に残る年になりました。 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大(パンデミック)のためですが、 本当にあといくつ重なれば終わるのかと思ってしまいます。この10年間で地震、津波、原発事故から始まり 台風、豪雨、河川氾濫、伝染病・・・一人でいくつも多層的に被災されてしまわれた方もいらっしゃると思います。特にコロナは肉体的な負荷だけでなく、精神的、経済的といった社会的災害の側面があります。「見えないものとの闘いが原発事故の時と似ている」と語ってくれた方もいました。政府は自殺者が増えている状況をもっと重く見て、各被災者にきめ細やかに対応する行政をしてくれるよう望みます。
昨年の所感を振り返ってみますと、東京オリンピックで福島をスタートとする聖火リレーの話題を扱っていましたが、まさか一年後の今も、リレーどころかオリンピック開催自体がはっきりしていないとは思いもよりませんでした。しかし、忘れている方も多いと思いますが、日本はもともとは2011年に発令された「原子力緊急事態宣言」が現在も解除されていない状況なのです。
五輪で福島を忘れさせようと…原子力緊急事態は今も」 小出裕章さんに聞く:東京新聞 TOKYO Web https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/38847%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAZO2_bDpl7n4lgGwASA%253D
事故から10年、廃炉遠く デブリは手付かず 東京電力福島第1原発(時事通信)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210307-00000011-jij-soci 原子炉を突き破って落ちていった溶けた核燃料の塊「デブリ」も 強い放射線を発し続けているため回収作業が難しく いまだ回収できていないのです。 やっぱり緊急事態ですよね。
10年たってこの現実に向き合うのは本当につらいことです。 私は招致の段階から日本でオリンピックを開催しようという発想自体に無理を感じていましたが、さらにコロナが加わったのにここまであきらめないというのは理解ができません。この先まだ自然災害だけでも地震、火山爆発、太陽パルスなどが予測されているのですから、このオリンピックに費やすエネルギーを、災害被害者支援や原発事故処理、そして体育間や公民館ではない、災害時の本気の拠点作りや、ネットワーク構築に投じてくれていたらと残念です。 この10年、みなさんのご支援をいただきながら、ほんのわずかですができる範囲のことをさせていただいてきました。様々な災害が立て続けに起こる中ではありますが、毒性の半減期が30年ともいわれる原発事故の放射能漏れの問題は、原因物質が未回収であることと子々孫々までの影響を考えると やはり災害の親玉であり 長期に手が差し伸べられるべき事案と思います。 今年嬉しかったのは、長野のお醤油作りの職人さんが、東日本大震災の福島の原発事故の放射能対策に発酵による免疫強化で何かできないかとずっと思い続けていたのに なかなかご縁がつながらず、今回10年目ににしてやっと繋がることができて「協力できる!」ととても喜んでくださっていることです。 10年続けた甲斐があったと思いました。 2021年に4月には、青空保育たけのこさんの園児と保護者の方を中心とした醤油作りの計画があり、ご支援をさせていただく予定です。このように人の思いが必要な人につながる瞬間に関われるのは本当にうれしいことです。ご賛同いただけましたら、ぜひまたご支援をよろしくお願いいたします。(粟野路子)
最近の支援活動のご報告(支援NO.は発足以来の通し番号です) NEW支援NO.39 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン車移動(福島⇔米沢)費用支援 支援内容:福島県福島市から山形県米沢市へのワゴン車移動経費補助(ワゴン車リース、ガソリン代、運転手さん人件費など)として 100,000円
支 援 先 :NPO法人青空保育たけのこ コ メ ント :今年もたけのこさんを支援先に選ばせていただきました。福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃる団体です。親の保養の必要性も感じ、クラウドファンディングを成功させ、民泊やカフェも立ち上げられました。しかし「職員さんの次のお給料をどうしよう」思う状況はいつでもかわらないとのお話でした。来年度は園児、保護者を中心とした醤油作りのへの支援が決まっています。活動内容はたけのこさんのホームページからご覧ください。 http://www.takenoko-aozora.org/
ご支援ありがとうございます!(2020年3月~) 米沢市 勝見さま 山形市 岩松さま 町田市 曳地さま 山形市 辻さま 仙台市 堀越さま 台東区 有限会社 イーズさま 米沢市 内藤さま 仙台市 和田さま 南陽市 小林さま 川越町 山下さま 米沢市 匿名さま 日進市 舟橋さま 仙台市 荒井さま
2020.3.11 所感今朝、目が覚めて「ずっと続くと思っている自分の日常が、今日終わったら・・・」と想像しました。 今日一日でもいいから、一人でも多くの人がそのような想像して、被災者に手を差し伸べていただけたらと思います。地震被害、津波被害、放射能被害、どれもまだ癒えていません。「復興オリンピック」と騒がれていますが、特に放射能被害は終わりが見えていません。 吐き出された放射性物質はそう簡単に消えてくれないのです。そして水や空気の流れによってたまり場所が移動するものなのです。 【2019年新たにわかった危機、再汚染】 10月に上陸した台風19号ハギビスによる阿武隈川の大洪水は、洪水被害自体も大変なものでしたが、放射性物質のたまり場所も大きく変えてしまいました。 「福島汚染、台風後に拡散・・原発事故以前より1775倍の汚染地点も」 http://japan.hani.co.kr/arti/international/35973.html 苦労を重ねて除染して落ち着いていた場所もあったでしょうに、言葉がありません。 台風や豪雨の激化により、私たちは再汚染の危険にも向き合わねばならなくなりました。
【復興オリンピック 福島の聖火リレーコースのこと】 このような中、「復興五輪」と称して福島の帰還困難区域の間近を聖火リレーコースに選んだり、まだ誰も人の住めない場所の駅を強引に復活させてまで常磐線の全線再開をアピールするのはいったい何のためでしょう。現地の人たちは、汚染土壌や汚染水の問題、避難者たちの問題がいまだ解決していないのに、Jヴィレッジからオリンピックの聖火リレーを始めることで、原発事故が終了したように思われることを大変危惧しているようです。 「オリンピックどころでねえ」聖火リレー出発地・福島、「復興五輪」に喜べず https://www.afpbb.com/articles/-/3272421 福島の聖火リレーコースとその周辺の放射能測定をした貴重なビデオも紹介しますので ぜひご覧ください。 「大熊町オリンピック聖火リレーコース、県道35号線の放射能測定」(秋田放射能測定室「べぐれでねが」さん) https://beguredenega.com/page-3589 オリンピックの影で 福島の方々がさらに傷つくようなことだけは避けたいものです。ご賛同いただけましたら、ぜひまたご支援をお願いします。(粟野路子)
オリンピックの年までは続けよう!と9年やってきて思うこと 今、話題は、なんといっても新型コロナウイルスですね。政府主催の「東日本大震災9周年追悼式」も中止になってしまいました。それにしても、政府のコロナ対応を見ていて、9年前の大震災から危機管理を学んだあとが全く見えない、と情けなく思うのは私だけでしょうか。 「検査数自体を抑える」ことで罹患者数を減らすような、国民の命を後回しにして体面ばかり気にした施策を、またぞろ繰り返しているように見えます。しかし今回は、放射性物質と違って体への影響はすぐにわかるので、「アンダーコントロール」と言って世界をごまかすことは難しいでしょう。CNN(アメリカのニュース放送)は3月5日 「日本のコロナ感染者は氷山の一角…実際は10倍」と放映したそうです。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00000007-cnippou-kr 政府の対応はダイヤモンドプリンセス号の対処にしても、2月27日の突然の休校要請にしても場当り的で、専門家からネットでかなり突っ込まれてしまいましたね。「もう少し先読みの情報を国民に与えられないのか?」と思ってしまうのは、他国の素晴らしいやり方がネットで流れてくるからです。シンガポール首相のように、先行きの見通しを話してくれたら・・ 「シンガポール首相の英語のスピーチを聞いて励まされた(日本語訳あり)」 https://note.com/kanikana/n/n49894138904d 台湾の大臣のようにITを駆使して情報を出してくれたら・・ 「新型コロナ“神対応”連発で支持率爆上げの台湾」 https://dot.asahi.com/dot/2020022800078.html?page=1 9年前と違って今は情報源が豊富に、ワールドワイドになってきたのはいいところだと思います。日本の危機対応が賞賛されて世界をめぐるような日が来ることを切に願います。
9年の間にIT, AIの発達で、本当に色々なことができるようになりました。クラウドファンディングもその一つです。クラウドファンディング(crowdfunding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、災害発生時の募金などにも活用されています。 9年前は募金先は限られていました。自分でも日本赤十字社など大きなところに募金しましたが、それがどう使われたかよくわからない、自分のお金がどのように役に立ったのかわからないもどかしさが残ったため、そこを見えるように意識して始めたのがこの小さな「マゼンダ福島こども基金」でした。 今は、過去に「マゼンダ福島こども基金」から支援実績のある団体様も、独自にクラウドファンディングをされているところも多いです。本当にいい時代になったな、と思います。ただしクラウドファンディングは目的に即した一時的なものなので、運営資金が常に入ってくる訳ではありませんので、今も活動団体様にはご苦労されているようです。 2019年の福島県は、台風19号の災害も想像を絶するほどひどく、大変気になりましたが、「マゼンダ福島子ども基金」の趣旨から外れず、支援してくださった皆さまのお気持ちが生きて、何に使われたかはっきりわかるような支援先を今回も選びました。詳細は下記をご覧ください。
最近の支援活動のご報告(支援NO.は発足以来の通し番号です) NEW支援NO.38 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン車移動 (福島⇔米沢)費用支援
コ メ ント :支援先が少なくなっていく中で、福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃる団体です。親の保養の必要性も感じ、クラウドファンディングを成功させ、民泊やカフェも立ち上げられました。しかし「職員さんの次のお給料をどうしよう」思う状況はいつでもかわらないとのお話でした。活動内容はたけのこさんのホームページからご覧ください。 http://www.takenoko-aozora.org/
ご支援ありがとうございます!(2019年3月~) 山形市 岩松さま 町田市 曳地さま 米沢市 匿名希望さま 台東区 有限会社イーズさま 米沢市 内藤さま 米沢市 山木さま 仙台市 荒井さま
2019.3.11 所感
8年目の今日を迎え、私は3つのことを書きたいと思います。私は悲しんでいます。予想されていたこととはいえ、病気で苦しむ人や寿命を短くする人が現実に増えてきました。有名人に病気の話題が多いのは氷山の一角でしょう。原発事故の対応を誤り、そしてその後の対策を誤ったことが一因だと思います。 最近よく聞く話として、定期検診をしていて元気だった人が、がんがみつかったらいきなりステージ4だったということがあります。高齢者でもです。通常がんは何十年もかけて進行していくと言われ、細胞分裂がもはや活発でない高齢者では、短期間でステージ4になるとは考えづらいのですが、最近本当によく聞くようになりました。 私の実母は関東に住んでいましたが、がんを発症する2年前までは、健康にほとんど問題がなく、生命力にあふれ、百歳以上生きるのは確実と思っていましたが、その後ちょっと微熱が続き、背中が痛み、風邪かな?と思った時には、ステージ4の肺がんでした。医師は自分の見落としではないことを証明するために、2年前のレントゲン写真を引っ張り出して見せて「ほら、この時はきれいで何にもないですよね?」と母に言ったそうです。 最近、他にもこのような例を聞きます。1~2年前のレントゲン写真を見せられて何も写ってないけれど、いきなりステージ4になってしまう高齢者。細胞分裂速度が弱まった高齢者をも、いきなりステージ4へ持って行くほどにDNAを切断し、細胞分裂をミスコピーさせ続ける原因は、放射性物質以外に考えられません。政府が花粉と言い張った事故直後のあやしい黄色い粉などの噂も根強くありましたが、このほど 九州大学などの分析により、原発事故で放出された核燃料粒子が土壌から初めて確認されたそうです。
https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/27f5b2af4b75516da9c6b5fd6df230db http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/170.html
最後は 私自身が直接、福島市の方から伺った内容です(2018.11.28採話)ご自宅の周りの土壌検査のことです。2018年の土壌検査で8000ベクレルあったそうです。このご家族のご自宅は、事故後、除染を2回して、木は放射性物質をためやすいからと、庭の大好きだった木々も3分の2も採って、それでも今年8000ベクレルありました。政府や県、市、マスコミなどは空間線量は気にしますが、土壌検査なんかしない、だからこのご家族はずっと自費でやってこられました。 2015年 18000ベクレル(この時の空間線量は 0.27マイクロシーベルト) 2016年 15000ベクレル 2017年 5000ベクレル 2018年 8000ベクレル 減っているかと思ったら2018年にまた増えた、という訳です。家のまわりの道路のはき集めた土だそうです。独自に尿検査も受け、60代の夫婦には出なかったが、20代の娘の尿にはセシウムが検出されたので、やはりまずいとなって、娘さんは家を出たそうです。土壌検査結果を市役所に言ったが「こちらから言えないので、自分達で言ってください」と言われ、考えて町内会の班長さんに言ったが、結局、検査結果は回覧板ではまわされないことになったそうです。そのご家族に私は「住んでる人は本当のことを知らないんです。情報が伝わりにくいから、ぜひ伝えて下さい」と言われました。 関連記事「福島第一原発 放射性物質の放出量が前年比2倍に(2019/3/8NHK)」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190308/k10011839681000.html
8000ベクレル、これはよく聞く値です。原発事故後、政府が基準を緩くした放射性廃棄物の取扱い基準値であり、普通の産廃に捨ててよくなった値です。しかし事故前までは放射性廃棄物の濃度が1キログラムあたり100ベクレルを超える場合は、政府がお金をかけて特別な管理下に置き、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めることが法律で定められていました。世界基準は今でもそのままです。それを事故後、日本だけが、専用に封じ込める機能のない普通の産廃にも、8000ベクレルまで捨ててOKと法律を変えたのです。 しかも、驚くことに今度は、除染した汚染土を自動車道の盛り土などに利用しようというのです!「汚染土って、危ないから除染した土ではないの?」と小学生でも突っ込みが入りそうです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019020202000136.html ほかにもちょっと調べただけでも、 千葉県では房総半島の大福山で汚染土の投棄疑惑があり https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/70b7b1e2e768cba22811916d90e00025 広島県では企業の汚染土処理事業を広島県が許可したそうです。 本来は囲い込み、人を近付けないようにしなければならない超危険物質なのに、本当に愚かな政策です。世界中が日本の狂気の沙汰を見ています。こうして8000ベクレルは日本中に広がってしまうのでしょう。 この状況に対しての私の答えは「適応できる体にするしかない」です。例えば動物で生体内で原子転換しているなどの説もあるようですが、人の体も元々無限の可能性を秘めています。エイズやエボラ出血熱などの不治と思われる病気でも、自己治癒で寛かいする人が今まで必ず現れてきました。私は、この環境で生き残れるように これからも自らの体のケア、癒しを始め、体内微生物など様々なことを希望をもって研究、習得していくつもりです。その中で保養については、チェルノブイリの昔から放射性物質を身体から抜く方法として唯一、結果が認められている方法です。引き続きご支援いただければ幸いです。(粟野路子)
支援活動のご報告(支援NO.は発足以来の通し番号です) NEW支援NO.37 おもいで館保養 伝統行事と雪まつり
場 所:山形県東置賜郡川西町 おもいで館 ②暖房費 一括 5,000円 ③バス代 30,474円 (車両賃貸料12,080円+運転費16,000円+ガソリン代2,394円) ①+②+③=56,374円
主 催:NPO法人ふくしま30年プロジェクト チームおおぬき TEAM毎週末みんなで山形
行動内容:
支援者一覧:
参加者感想から: 高いところからタイヤチューブ滑りに挑戦してドキドキ感が楽しかった。 落とし穴をつくって大人をはめて楽しかった。 雪板で滑ったのが楽しかった。ヤハハイロのお祈りや災やホラ貝の音が良かった。 お餅やお料理がおいしかった。 大人の感想 ・せっちゃん週末は大変お世話になりました!とっても楽しかったです! 玉庭地区の皆さんとせっちゃん達が、良き関係で、長年の繋がりのお蔭だな~としみじみ感じました。ありがとう!!また参加させてください(^o^) ・今回初めて、おもいで館の保養に参加させていただきました。家族全員、たくさん食べて、たくさん雪遊び、そして地元玉庭の皆さんのお祭りに参加させていただき、特にスノーモービルのチューブやボートで引っ張っていただいたのは初体験でとても楽しかったです。玉庭地区の方々との初日の交流ではもちつき体験・地区の方手づくりの干天菓子・お漬物など、交流もできたことが娘にとっても私達自身にとっても心温まるよき時間となりました。また来年も参加したいですし、おもいで館の夏の時期の保養もとても興味深いです。1泊2日の日程があっという間で、特に要望等はありませんが自分自身が風邪をひいていたので、次回参加の際は体調万全にして臨みたいと思います。 チームおおぬきのともおさんせっちゃん、そして清水さんには娘が壊した夫のメガネを修理していただき大変助かりました。玉庭の方々、そしてひろぴーさんにも感謝申し上げます。 「マゼンダ福島こども基金」さんの助成もあり、家族3人おもいっきりゆき遊びと交流を楽しめました。こういった機会をまた作っていただけたら嬉しいです。
ご支援ありがとうございます!(2018年3月~)
今年も本当にありがとうございます!より有意義な活動になるよう
2018.3.11 所感 昨年は人生の大事に合い、報告ができないまま終わりました。あっという間の1年でした。 支援者のみなさまには2年ぶりの報告となりますことをお詫びいたします。
さて今、俳優の大杉漣さんの逝去から、世間ではにわかに突然死、特に心不全が話題になっているようです。 2000年代 3名 2010年代 32名 と 2010年代は、2000年代の10倍以上の有名人が突然死により亡くなっており、2012年以降加速度的に増えているようです。 しかし原発事故後に心疾患の突然死が増える可能性は 2012年3月に既に指摘されていました。以下当時の記事の引用です。
「チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシ住民の健康被害を研究してきたユーリー・バンダジェフスキー元ゴメリ医科大学長が19日、東京都内で会見し、福島第一原発事故の影響で高い線量が計測されている汚染地域では、全住民を対象に内部被ばく調査を徹底するよう訴えた。バンダジェフスキー博士は、チェルノブイリ原発事故の影響を調べるために、被曝した人体や動物の病理解剖を行い、体内臓器のセシウム137などの放射性同位元素を測定する研究を行ったことで知られ、セシウム137が、心臓をはじめとする重要臓器に影響し、子どもの突然死などを引き起こしていると指摘してきた。博士によると、心筋細胞は分裂しないためセシウムが心臓に蓄積しやすく、心電図の検査で、異常とセシウム蓄積量の因果関係が確認できるとしている。」「幼児は体重1キログラム当たり20~30ベクレルでも心臓のリズムを壊してしまう。50ベクレル以上だと突然死の可能性が高くなる。」「また、セシウムは、個々人が遺伝上抱えていながら、表面には発現していなかった因子に働き、出生前、あるいは大人になってから、障害を誘引する働きをすると解説。わずかな、セシウムであっても、人体に取り込むべきではないとの考えを示した。 」 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1333
「チェルノブイリ事故後に突然死した患者の剖検標本を検査したところ、99%の症例で心筋異常が存在することが明らかになった。とくに注目すべき所見は、びまん性(広範囲に広がっている状態)の心筋細胞の異常で、これはジストロフィー病変と壊死の形態をとり、毒作用が働いている証拠である」
バンダジェフスキー博士は、心筋にセシウムがたまることによる突然死について2012年に伝えにきてくれていたのです。 そして事故後7年の今、バンダジェフスキー博士の言葉が思い起こされるような、心疾患の突然死が本当に増えてきたわけです。バンダジェフスキー博士が批判したように、日本の政策は、原発事故の世界的基本動作である「囲い込み」とは真逆に全国各地への「拡散」でした。震災がれきの広域処理をすすめて国土の汚染を拡散することからはじまり、高汚染地域と近隣の高速道路を新設して流通を加速し、食べ物には全品検査体制をとらず基準を上げてまで食べさせようとしています。いずれも「命を守る」観点からは理解できないものです。チェルノブイリでは食物用測定器を多数設置して自由に測れる環境にし、健康を守った村の例もあったそうです。日本ではむしろ急いで毒を拡散しているかのように見え、さらに原発事故自体が早く忘れられるように仕向けられているように見えます。その結果、日本では多くの人が 原発事故がなかったらまっとうしたであろう寿命を縮めることになるのでしょう。死亡がニュースになる有名人だけではないはずです。 3.11 この日だけでも もう一度 現実をちゃんと見ましょう。
①私達の住む空間には、「放射線(遺伝子を切るナイフのようなもの)」がまだたくさん出ています。これは事実です。冒頭の毎日新聞の空間線量の比較地図の中で、明るい水色の部分は外国では人に退去を求める地域です。0.3マイクロシーベルト毎時でウクライナ軍もアメリカ軍も撤退です。地図では東北だけ出ていますが関東まで同じでしょう。
②空間被ばくよりも もっと致命的な内部被ばくに気をつけなければなりません。セシウムやストロンチウムを体に取り入れないように食べ物に気をつけるべきです。
③原発事故の後処理が終わっていません。1~3号機の原子炉で2018年の今やっとデブリ取り出し方法の検討がされているところで、
そして個人的には今、この環境下では、自分や家族を守っていくには「体を強くしていくしかない」と思っています。強くするために、体に住む微生物のことや排出の観点から学んだり実験しているところです。 疲れすぎないように休息をとることもとても大事です。わが子達を含めた子供達に何ができるか、本当に重い課題です。 「保養」はチェルノブイリの時から効果が認められている方法です。子供達の保養のためにご賛同いただけましたら、ぜひまたご支援をお願いします。(粟野路子)
NEW支援NO.36 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン車移動
コ メ ント :事故後7年、支援先が少なくなっていく中で、福島で暮らす子どもの保養の必要性に一貫して取り組み、保育実践を継続していらっしゃる団体です。親の保養の必要性も感じ、2018年は宿泊事業(民泊)も立ち上げるそうです。放射線で疲れた体には、とにかく保養しかありません。その件について2018年3月26日からクラウドファンティングを開始するそうですので、ご賛同いただける方はどうかそちらにもお願い致します。たけのこさんのホームページからご覧ください。
私事で申し訳ありませんが、 4月10日と4月17日に母と父が相次いで亡くなりました。
報告書等については もう少しお時間いただきたいと思います。 宜しくお願い致します。
ご支援ありがとうございます!(2017年3月~)
東京都 有限会社イーズさま
2017年3月11日 所感 (第1稿)
支援者の皆様、閲覧してくださる皆様へ。
NEW支援NO.35 青空保育たけのこ 外遊びのためのワゴン車移動
コ メ ント :「事故後ものびのびと外で遊ばせたい、福島ではできない自然体験をたくさんさせてあげたい」との思いでワゴン車による移動保育を継続していらっしゃる保育園さんです。外遊びの様子、畑の体験などの様子はたけのこさんのホームページからご覧ください。
NEW支援NO.34 万能酵母液作り方講習会 経費支援
場 所:山形県米沢市 伝国の杜 会議室 コ メ ント :首都圏を中心に1万人以上の愛用者がいる万能酵母液の生みの親 堂園 仁さんを講師にお迎えして参加者32名で開催しました。万能酵母液は人体の微生物環境の中でリーダーシップをとるような酵母で、DNAを正常に戻すといわれています。またもうひとつの重要な菌、納豆菌は、RNAに作用し、細胞の再生速度を3倍にもするといわれています。この2つを使うことで、様々な結果がでているようです。余談ですが、私(粟野)の家の老犬も手の施しようがないといわれた末期がんの状態から、様々な生活の質が目に見えて回復中です・・!米沢の使用者にはデトックス効果なのか、人が変わったように若返った方も出ました。放射能状況が変わらない中、大変希望のある話かと思っています。
NEW支援NO.33 おもいで館保養(たけの子自然学校5月)
場 所:山形県東置賜郡川西町 おもいで館
支援者一覧:
感想抜粋:
情報箱 ①福島県南相馬市 法令の640倍の汚染地に戻される住民の悲痛
(2016年7月14日 女性自身)http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2016/07/640.html
②福島県小児科医会が甲状腺検査縮小検討を要望「これまでの検査で甲状腺がんが多く発見され県民に不安」 ③茨城県北クロダイ、再び出荷自粛 セシウム基準超え(2016年10月12日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201610/CK2016101202000193.html
(2016年10月21日)http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0329162.html http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-66.html
2016年3月11日 所感 「3代先は・・・」
いつも「マゼンダ福島こども基金」にご支援頂きましてありがとうございます。
福島県 目黒さま
ご支援ありがとうございます!(2015年3月~)
三重郡 山下さま
NEW支援NO.32 おもいで館へ行こう!~雪まつり~
場 所:山形県東置賜郡川西町 おもいで館
27日 8:30 福島国体記念体育館 出発
28日 7:00 起床 NEW支援NO.31 おもいで館へ行こう!~春を楽しむ~
場 所:山形県東置賜郡川西町 おもいで館 主催者より支援者の紹介: ・7代先の子どもたちのために行動する会「マゼンダ福島こども基金」:宿泊費 ・福島を支援する明大土曜会:保養全般、(食糧、資金、行事) ・おもいで館活用委員会:行事、おもてなし、交流 ・パルミート(村山市):ウィンナー ・玉庭いこいの里:石割桜、立岩山荘利用 ・「こっからネット」福島に梅干しを送ろう!プロジェクト(兵庫県、篠山):梅干し ・子供たちを放射能から守る福島ネットワーク:PR ・「サントリー・SCJフクシマススムプロジェクト」福島子ども支援NPO:マイクロバス運行 参加者コメント: 子どもの感想より(抜粋)~ ・自然がいっぱいで良かった。 ・おじさんと野球が出来て良かった。 ・2日目に友達になれて良かった。 大人の感想より[抜粋)~ ・子どもと遊ぶ機会が多くて、良かった。 ・自由時間が多くてよかった。 ・ハイキングが楽しかった。 ・子供が良く遊び手伝いもいっぱいしてくれて、家では見られない様子を見ることができとても良かった。 ・親同士でも子供同士でも友達になることができた。 ・二泊だとゆとりがあって、楽しくて良かった。
NEW支援NO.30 新潟保養プロジェクト2015ゴールデンウイーク
場 所:新潟県新潟市 「マゼンダ様 まだ食材を厳選したり、外遊びを気にしながら生活していました。 今回の補助を受けて、思いっきり新潟市の公園3つを満喫させていただきました。 子ども達は遊具で遊んだり、サッカ-をしたり思いっきり体を動かすことができました。 有り難かったです。本当にありがとうございました」 「福島県桑折町在住です。このたびは大変お世話になりました。 おかげさまで、福島潟に面した菱風荘にて、親子でリフレッシュすることができました。 (中略)震災から4年が過ぎ、震災直後は多数あったこども保養支援も少なくなってしまいました。 そんな中こういった支援を継続いただいている新潟保養プロジェクトさん、マゼンダ福島こども基金さん、 ありがとうございます。また、募金等支援をいただいている全ての団体、個人の方々に御礼申し上げます。 ふくしまに住む我々を日本が、世界が見守っていることに感謝いたします。 このたびは、本当にありがとうございました。」
~みなさん、ご支援よろしくお願いします~
2015年3月11日 所感 (支援者の皆様へ)
参考情報サイト~ご存じですか?
放射能汚染・政府対応 「ウクライナと日本の比較」
IPPNWドイツの医学者が「日本政府の被曝対策は受け入れがたいほどひどい」と指摘
ご支援ありがとうございます!(2014年3月以降~)
参加者のコメント:
支援NO.28 2014 放射能測定費用援助
支援NO.27 おもいで館へ行こう!~夏まつり~ 東京からのボランテイアスタッフの方の感想より:
今年の「玉庭夏まつりand福島の子ども保養」は、私ども明大土曜会にとっても良かったです。
支援NO.26 おもいで館へ行こう!~春を楽しむ~
【主催者より】 【今回の支援者の皆様】 ・7代先の子どもたちのために行動する会「マゼンダ福島こども基金」:宿泊費 ・福島を支援する明大土曜会:保養全般、(食糧、資金、行事) ・おもいで館活用委員会:行事、おもてなし、交流 ・パルシステム:洗剤石鹸(台所用、洗濯用) ・パルミート(村山市):ウインナー作り体験、ハム、ソーセージ ・(株)しぜん村(北会津町):大豆,ナス、枝豆 ・玉庭いこいの里:石割桜、立岩山荘利用 ・「こっからネット」福島に梅干しを送ろう!プロジェクト(兵庫県、篠山):梅干し ・青空保育「たけの子」:行事参考、手伝い ・子供たちを放射能から守る福島ネットワーク:PR
【参加者の感想より】
・子ども達にソーセージなど手作り体験を沢山させてもらった(ソーセージが絶品!!)。7人 ・自然が豊かでのびのび遊べた。4人
・地元の方やスタッフとの夕食や、お話聞けたり交流出来て良かった。3人 ・同じ福島の方とお話する機会ができた。
・世話人、地元の方、支援者のたくさんの方々支えられて、楽しく保養することが出来、
場所:新潟県阿賀野市
2014年3月11日 所感。
支援NO.24 第4回いのちキラキラ希望の風フェスタin笹神
②癒しイベントについて 保養参加者のみなまへ(2013/3/10)
たくさんたくさんの写真やお礼状をありがとうございました!
ご支援ありがとうございます! (2013年3月以降~)
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**下記規約をご覧の上、ご承諾いただけましたらご支援をぜひお願い致します!** 第2条(名 称) この団体は「7代先のこどもたちのために行動する会『マゼンダ福島こども基金』」(通称:マゼンダ福島こども基金)とする。
第3条(所在地) この団体を次の所在地に置く。 第4条(構成員) この団体の構成員は「7代先のこどもたちのために行動する会」会員とする。
第5条(役 員) この団体は次の役員を置く。 第6条(運 営) この団体は諸問題が発生した場合は、臨時会議を開催して審議を行い、その議事は出席者の過半数の同意をもって決定する。 第7条(管 理) 集まった支援金については、会計が適正に管理を行い、定期的に役員会の査閲を受けるものとする。 第8条(規約改正) この規約は、構成員の過半数の同意をもって改正することができる。 第9条(設立日) 平成23年5月26日とする。
この規約の記載内容は原本と相違ないことを証明します。
【 振込先 】 |
企画名 | 支援額(円) | 支援報告 |
支援NO.10 米沢の温泉でプチ保養~冬バージョン保養の試み2~ | 49,617 |
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支援NO.9 東北EMサミット~被災地から学ぶ緊急勉強会 母から母へ~参加支援(1名) | 15,360 |
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支援NO.8 おもいで館プチ保養 第4弾 | 9,000 |
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支援NO.7 新しいタイプの支援企画~冬バージョン保養の試み~ | 8,615 |
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支援NO.6 福島市「こどものいえ そらまめ」さんへ 海外からの支援費を中継受送金 | 172,401 |
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支援NO.5 福島市「こどものいえ そらまめ」さんへ交通費支援 | 16,320 |
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支援NO.4 おもいで館プチ保養 第三弾
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20,900 |
期間:①2011/9/17~9/18 |
支援NO.3 おもいで館プチ保養 第二弾 | 4,400 |
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支援NO.2 南相馬から西伊豆保養企画 キッズホームステイプロジェクトin西伊豆
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100,000 |
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支援NO.1 おもいで館プチ保養 第一弾 | 39,600 |
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名称 | マゼンダ福島こども基金 (まぜんだふくしまこどもききん) |
活動場所 | 米沢市中央1-7-32 |
TEL | 0238-22-2323 |
Eメール | |
カテゴリー | 任意団体・組合 |