米沢藩・小山道場

日本人らしい効率的な身体の使い方を体感できます。

日本古来からの伝統武術の身体の使い方が身に付きます。古武術は筋力や体力ではなく脱力の使い方です。現代のスポーツ運動とは全く異なり、また、護身術としても、心身鍛錬やリラックス、運動機能向上にもなる習い事です。

生涯できるエクササイズやトレーニングとしても年齢性別問わず稽古できます。しかも、日本伝統武術の継承にもなります。

当道場では、上杉鷹山公を護衛した米沢藩士の子孫が講師として教えています。米沢藩の民俗学や宗教学にも明るいです。昔の武士たちはどんな武術を使っていたのか？どんなことをしていたのか？皆様のご先祖様がやっていたことを体験から知るきっかけになります。

はじめての方は古武術を楽しく学んでいただけます。

棒術が中心の道場です。
そのほかにも、体術や剣術を教えています。

古武術道場は、江戸時代までの各流派のカタを引き継いでいます。当道場では、九鬼神流棒術を基本としています。棒術をやることによって、古武術の基本となる身体操作がしっかり身に付きます。その他にも、浅山一伝流体術や甲源一刀流剣術も教えています。

九鬼神流棒術

熊野修験（三重県・和歌山県）の六尺棒を使った棒術。米沢藩領は古来より熊野信仰や修験道が根深かったため、棒術の使い手がおりました。棒術は特に、藩主や一族が外出する際の護衛や門を守る武士たちが使いました。

浅山一伝流体術

会津藩家老に伝承された身体一つで相手を倒したり制圧したりする体術（體術）。上杉家は米沢に移封前は会津が拠点で、会津藩と同盟関係にありました。

甲源一刀流剣術

甲斐源氏の刀流木刀を使用した斬る受ける剣術。武田家家臣団を受け入れた米沢藩にも多数の一刀流の使い手がいました。

入門者は随時募集しています。稽古は米沢市営武道館で、毎週火曜日19:00〜自由稽古と毎週金曜日19:00〜全体稽古です。初めのうちは六尺棒、木刀、袴等をお貸しします。また、武道館が空いている日中の時間は自主稽古ができます。

見学は、古流武術のコツやカタを含むため、ご紹介がない場合は受け付けできません。ご希望の方は、春と秋に開催される古武道特別体験会にご参加ください。また、手ぶらで体験（有料/予約制）はまず体験してみたい方はいつでも受付しています。米沢市観光体験のひとつとしてもご参加できます。

詳しくはホームページをご覧ください。